本日の木こりクラブは日帰り木こりキャンプ!
1ヶ月前にやるはずたった真夏の日帰り木こりキャンプは台風で中止となり、その間に季節は巡り、鳩山町では桜の葉っぱも散り始め、栗の実がなり、金木犀がほのかに香る秋の様子になりました。
夏のキャンプのはずが秋のキャンプに。
今回はいつもの木こりクラブよりもディープな活動をするというのがテーマです。
いつもは解散時間15時までなのが、19時までやる。
ご飯もお弁当を食べるだけでなく、夜ご飯を自分たちで作る。
小川で遊ぶだけでなく、今まで行ったことのない小川の奥地までの探検する。
焚き火もいつも大きさでなく、キャンプファイヤーを自作して楽しむ・・・などなど。
普段とは一味違うディープな活動をします!
この盛りだくさんな1日、子どもたちはどう過ごしたでしょうか!?
おはようございます!
2ヶ月ぶりの活動になり、みんな楽しみにやってきてくれました!
今日1日やることやこの森にいる危険生物のお話をします。
話が終えたら、さっそく活動です!
竹の食器作りグループと、キャンプファイヤー作りグループに分かれました。
竹の食器グループは竹林へレッツゴー!
竹のお皿用の太い竹と、竹のコップ用の細めの竹を切りました。
まずはお皿の竹!太い!硬い!
こちらはコップ用の細い竹!
うまく倒せたら、枝を払って、持ちやすい大きさに切っていきます。
そして運搬!長いし、太いし、重い!
頑張って運んできた竹を切ったり、割ったりして、コップやお皿にしていきます。
キャンプファイヤーグループは?
森の中にある乾いた木を拾いに行きます。
いい材料を発見!
キャンプファイヤーのサイズに切っていきます。
なかなか大きくて太いので、切るのも大変です。協力して切り出します。
次は斧で半分に割ります!
半分に割れたら、井桁組に組み立てていきます。
そして燃えやすい木の皮や、小枝を差し込んだら・・・
完成です!!
昼ごはんは、もちろんソーシャルディスタンスランチ!
ご飯を食べ終え、川遊び用の服に着替えたら、
小川探検に行ってきます!
2つのグループに分かれて、小川の上流めざし、出発します!
子どもたちが先導し、今まで行ったことのない奥地を目指します!
浅いと思ったら、やたら水が深い場所。
つる植物が複雑に絡み合うジャングルのような場所。
滝行!
倒木の下をくぐる!
仲間を打つ!?笑
謎の土管!
謎の土管2!(暗くて先が見えないバージョン)
長いジャングルのような道のりを歩き、蜘蛛の巣を取り払い、
おっかなびっくりになり、キャーキャー言いながらも勇敢に進んでいき、
ようやくゴールです!!
小川探検から帰ってきたら、ちょっとひとやすみ。
おやつのスイカを食べました。
そして夜ご飯づくりです。
今晩はトルティーヤドッグを作ります!
まずはグループに分かれて、火起こしをします。
高学年の木こりベテランたちもなれていない子に教えながら、火起こししてくれました。
最近の長雨で火がつきにくい状況だったため、みんな悪戦苦闘!
各グループ、ナタを使って薪を細くするなど協力しながらなんとか火をつけました。
火が安定してきたら、ウインナーを焼きます。
いい色になりました!
具材の準備もできたら自分のトルティーヤを巻いて作ります。
そのトルティーヤドッグを炭火で温め、チーズとろとろのトルティーヤドッグの完成です!
作った竹のお皿に乗せて、いただきます!
自分たちで頑張って作ったトルティーヤドッグは格別!
自分で作れて、ちょっと誇らしげ^^
とってもおいしくいただきました!
そして徐々に暗くなってきました。
もう時間は18時。
待ちに待ったキャンプファイヤーの時間です!
最高学年の木こりベテランの2人にファイヤートーチの点火をお願いしました。
二人ともカッコいい!
点火!
キャンプファイヤーのゲームスタートです!
思いっきり笑い、思いっきり騒ぎ、思いっきり楽しみました!!
最後に一人一言楽しかったことを発表してもらいました。
1日頑張った子どもたちに木こりバッチもプレゼントです^^
以上で日帰り木こりキャンプは終了です!
あっという間の9時間!盛りだくさんでディープな活動ができました。
普段の木こりクラブでは、木を切ったり、何かを作ったりという割と個々で活動する自然体験が多いです。
でも、キャンプとなると友達と協力することが増えます。
協力するからこそ、ぶつかりあったり、不満も出ます。
また、新しい挑戦するからこそ、うまくできずに悔しい思いをしたりもします。
でもその分、相手の気持ちがわかったりわかってもらったり、一人でいるより2倍楽しかったり、誰かといるからこその奇跡と言えるぐらいの楽しさがあります。
うまくできなかった先にはうまくできる喜びがあり、できたことで子どもは少し成長し、誇らしげになります。
子どもたちは全力で過ごしてくれました。
全力で過ごすことは、本当に疲れるんだけど、その分本当に楽しくて心に残ります。
日帰りの活動でしたが、今回は間違いなく「キャンプ」という濃縮な活動になりました。
この日帰り木こりキャンプが子どもたちにとって、一夏の思い出になっていれば嬉しいです。
そして、来年こそは長期の木こりキャンプを実現し、子どもたちにさまざまな心の成長をしてもらいたい、そんな気持ちになりました。
では、今回もありがとうございました!!
木こりクラブ
庄司達郎