本日の木こりクラブは「秋の森であそぼう!」

子どもたちの自由な発想で遊ぶフリープログラムの1日です。

色々なドラマが生まれるこのプログラム。

一体どんな1日になるでしょうか!

 

みんな、元気に集合!

・・・なのですがガタガタ。前日から急に冷えてきて、鳩山町の朝の気温は9℃でした。

空には分厚い雲があり、とっても寒いです!もう冬かと。

 

朝の集い。

みんなでやりたいことを話し合います。

最初からやりたいことを決めている子もいれば、特にないという子もいます。

そうして、3つのグループに分かれました。

 

ここからは3つのグループごとにご紹介します!

 

①ツリーハウス強化グループ

この活動には3人集まりました。強化という名の改築です。

まずは壊れかけていたハシゴを作り直します!

ハシゴ作りには今までもたくさんの子どもたちが挑戦してきました。形にはなるけど安定性が低くすぐ壊れたりと取り替え頻度が高いものでした。

今回はしっかりした木としっかりしたロープを使い、ハシゴを作ります。

密度が高い木なので硬くて切るのが大変!

そして最難関の結び!やり方は教えず、まずは考えてもらいます。

考えて、失敗することが大事なのです。

真剣なまなざし

何度かやっていき、スタッフにヒントを出してもらったり、教えてもらいながら、ハシゴを結んでいました。

 

そしてようやく完成!!

これ以外にもツリーハウスの見晴しを良くしたり、木こりクラブの看板を作ったりと、ツリーハウスを強化できました!

 

 

 

②二輪車でDグループ(頭文字Dという公道レーシングの漫画を、手押しの二輪車で再現します笑)

車の動きを2輪車で再現するという難しい設定の中から始まった「二輪車でD」

まずは二輪車を押してドリフトからやってみます。

しかしうまくいきません。

次の技を考えます。そしてこの坂に辿り着く・・・

 

頭文字Dを知っている人ならご存知「溝落とし!」

溝に車輪の片側を落として、急カーブを曲がるという必殺技です。

この技を再現するために坂の下に溝を掘ります。この溝落としが奇跡を起こします笑。

 

掘って二輪車を押してみて、イマイチだったらまた掘り続ける。

掘り続け、

草をかき集め続け、

路面を整備する子どもたち。

トライアンドエラーの繰り返し。

そして・・・

1日かけてコースが出来上がりました!!

二輪車を引き上げ、溝に向かって転がします。

クラッシュしたり、コースアウトしたり、全然うまくいかないのが、逆に面白い。

最終的に全員が集まってきて、みんなで楽しみました。

このみんなで楽しんでいる姿が、また良かったですね。

一番頑張ったのは二輪車かもしれない・・・笑。

 

 

 

③自由に過ごすグループ(グループと言っても1人ですが笑)

朝一は焚き火からスタート。

扇風機!と叫びながら両手でうちわを仰いでました笑。

焼いた栗を食べる
焼いた栗を食べる

途中から竹を杖にして飛ぶ競技をスタート。

そこから派生し、竹馬を作ることに。

竹馬自体はスタッフが作りましたが、乗ることに対して情熱を注いでくれました。

午前中の最後から午後をずっと乗り続け、2時間弱の竹馬タイムを過ごしました!

その努力の結果、最初は乗ることすらままらなかったものが、、、

 

3歩も歩けるように!

片側を持ってくれれば12歩も歩けるようになりました!!

 

 

 

以上の3グループの活動のほかにも、

くっつき虫対戦をしたり、

歯が抜けたのでツリーハウスの下に埋めたり、

焚き火でムカゴを焼いて食べたり、

猫たちと遊んだり

茶色い土の層を発見したり、

 

お昼ごはん寒すぎ問題、

 

結局、焚き火が一番と思ったり。

色々な出来事があり、こうして1日が終了です!

今日の振り返りは勢いがあった笑。

 

今回の満足度はかなり高かったことと思います。

どのグループもとても良かったです!

スタッフの予想をはるかに超えた遊びが派生し、想像もつかない結末を迎えました。

 

大人が考えているよりも、子どもたちの方がはるかに柔軟で面白い遊びを作ってくれます。

そして子ども自身のやりたいという気持ちが、粘り強さを生み、本気で頑張ります。

この原動力は何よりも力になり、想像以上の面白い結果になります。

こういう奇跡が起こるから、フリープログラムはやめられません。

コケている子を探せ!

 

今回も熱い活動になりました。

ありがとうございました!

 

 

木こりクラブ

庄司達郎

 

 

 

 

 

竹馬を愛した男の休日