今回の木こりクラブは巨大パチンコを作ります!

小さなゴムパチンコは見たことや作ったこともあると思いますが、大きいパチンコはなかなか無いと思います。昔、鉄◯DASHでそんな企画を見たことあるような・・・というぐらい。

そんな巨大パチンコを仲間と力を合わせて作ろうと思います!

 

朝の集い

初めての子もいたので輪になって自己紹介をしてもらいました。

和やかな雰囲気です。

 

使う道具の説明を受けたら、作業開始です!

 

今回は「6年生グループ」と、「4・3・2年グループ」に分かれて作業に入ります。

 

6年生グループはヒントなしで自分たちで考えながら作り、

4・3・2年グループはスタッフに作り方を教えてもらいながら作ります。

 

まずは切り落とされた榎(エノキ)の枝からYの部分を探します。

左手にある榎の枝を、前日に切っておきました。

 

サイズ感を決め、ノコギリで切ります。身が詰まっている木なので、切るのは大変です!

 

Y字に切れました!

意外と重い!

 

Y字の木を埋めるため、クワやスコップで穴を掘ります。

土が固くて苦戦中!

 

穴が掘れたらY字の木を立てて土を入れたら、

足で踏んだり、ハンマーで叩いたりして、地固めします。

 

球を飛ばすためのゴム(自転車チューブか、ストレッチバンド)を取り付け、一旦完成です!

 

 

ここまでできたら早くやりたい!ドキドキワクワク!

的はこちら。イノシシ・けんじ・イノシシ。

さっそくやってみよう!

・・・しかし!自転車チューブは硬くて引っ張れないとか、ゴムを引くとパチンコごと倒れてしまうとか、うまく飛ばないなどの問題が出てきます。

 

グループごとに話し合いをし、試行錯誤していきます。

 

4・3・2年グループは硬い自転車チューブから比較的柔らかなストレッチゴムに変更。引っ張れるようになりました!

6年生グループは、ゴムを引いても倒れないように木の杭と麻紐で連結しました。よく考えられています!

さらに球を入れるところも箱形にしました。

 

球をつるつるに仕上げました。

球は榎の枝を細かく切ったもの。水分あるので皮が剥けます。つるんと剥けて気持ちいい。

 

的の飾り付け。

あ!けんじの顔がよもぎだらけに!

 

あっという間にお昼ごはんの時間に!

それぞれおしゃべりしながらご飯の時間を楽しみます。

引き継がれた「お菓子ドッキリ」。しかし、すぐ見破られてしまった・・・!まだまだこれからか?
ジュニアリーダー(中学生ボランティア)の手慣れた木登り

 

午後は自由タイムです。それぞれの様子をご覧ください!

 

*巨大パチンコの続き。

最後の最後まで巨大パチンコづくりを頑張っていました。

 

*焚き火

火おこしから経験しました。パチパチと燃え上がり、感動。

竹が爆ぜる音に驚いたりしてました。

焼きマシュマロも楽しめました。

 

*ちゃちゃ散歩

 

*ミニパチンコづくり

ミニパチンコの球はヒノキの球果。ヒノキの木の下で拾いました。

「パチンコの森」という看板も作りました。

 

*竹クラフト

竹のコップや水筒を作りました。この出来栄えがすごい!

なんとストローになっています!

 

*ボクシング

バコォ!

 

*台車でGO

 

 

そして最後にふりかえり

今日の楽しかったことを聞きました。

これにて、本日も終了です!

 

 

今回の巨大パチンコづくり、思っていた以上に難しいものでした!

4・3・2年生の子たちは皆で力を合わせて形にしました。良く頑張りました。ストレッチゴムがちぎれてしまったり、代用の自転車チューブが硬すぎて引っ張りづらいなどの問題は生まれましたが、なんとか形を仕上げ、何度か遠くに飛ばすことにも成功しました。

 

6年生の子たちは難易度高く設定し、大人が作り方やコツを伝えず、子どもたちだけで考えてもらいました。

どう作るか考え、作ってみて、うまくいかなかった問題を解決するという長い道のりですが、みんなで意見を出し、話し合って決めていました。

巨大パチンコは土に埋めているだけだと、ゴムを引っ張ることで倒れてきてしまいます。

そこをどうするかがポイントの1つでした。6年グループの子たちはこの問題に気づき、見事に解決しました。仕上がった形は僕が想定したものと違うものでしたが、ちゃんと倒れないような仕組みになっていました。

球がうまく飛んだり飛ばなかったりと高い精度を出せずに悩んでましたが、午前も午後も粘り強く取り組んでいました。最後は疲れ切って手は動かせなくてもずっと仲間のそばにいたりと、みんなで作り上げようとしていたのが印象的です。

試行錯誤して頑張りました。

 

毎回、「できた!」と思える経験ができるようにプログラムの構成を考えていますが、今回のように心残りができることもあります。

それも含めて貴重な経験になったのではないかと思います。また再チャレンジしてもらいたいものです。

 

では、今回もありがとうございました!

 

 

木こりクラブ

庄司達郎

 

 

 

球が宙を舞う!マシュマロではありません。