今日の木こりクラブは原始の火おこし!

4年前にも同じ企画をやりましたが、煙だけ上がり、着火しなかったという苦い思い出があります。

同じ過ちは繰り返さない!バージョンアップされた火起こし器を使い、原始の火起こし成功を目指します。

子どもたちの運命やいかに!

 

みんな、元気に集合です!

1日の流れをお話しします。

 

話を終えたら、森に行く準備をし、レッツゴー!

火起こしに必要な杉の葉っぱ、シュロの皮、小枝を拾いに行きます。

 

道中で、トゲトゲの木を発見!山菜のタラの芽で有名なタラの木です。

先月の活動中にタラの木のトゲが刺さった男の子。経験談を語る笑。

 

そしてシュロを発見!みんなで取り掛かります。

もみくちゃ笑。

 

いいシュロの皮が取れました!

 

小枝や杉の葉っぱも拾います。これで材料調達は終了!

 

準備が整ったら、2グループに分かれて原始の火起こしをスタートします!

今回は弓ギリ式火起こし器を使います。

大人だったら1人でもできますが、子供の力だと1人では厳しい。なので3、4人1組になって連携をとって作業します!グループごとにやり方は若干変わりました笑。

 

さっそくやってみよう!

回すにはコツがあるため、最初はみんなぎこちない。。。

だんだん、道具と身体の使い方を理解してくると、、、

煙が出てきました!!

焦げ臭くなり、どんどん燃えカスが溜まってきて、みんなの気持ちが昂ります。

そして燃えカスが溜まり、小指サイズの黒い塊ができます。

風に当たると赤く光る。これが火種です!!

 

この火種を大事にシュロの皮で包んで、

スーパーフーフータイム!!!もしくは風を送ってグルグルタイム!(一瞬の出来事のため、写真がうまく撮れませんでした^^;)

 

すると、、、

ボッ!!!

 

感動です!!!!!

子どもたちは歓喜しました!すぐに杉の葉っぱや小枝を入れ、火を安定させます。

本当に喜びに溢れた瞬間でした。

 

土木工事に夢中な子はまた別に作業していました。これがどうなるかは乞うご期待!

 

タイミングのいいところで、お昼ごはんの時間です。

今日もソーシャルディスタンスランチ!

離れたところで食べているため、「ヤッホー」みたいにこだまするやまびこトークが流行る。

 

午後はそれぞれ、自由な時間を過ごしました。

ツリーハウス改造計画を進行したり、

ちゃちゃの散歩をしたり、

他の散歩コースに行きたいちゃちゃを説得する2人(笑)

木こりゴルフをしたり、

マスターズ?

竹を切って工作(竹でコップ&箸、竹の座布団、禰󠄀豆子が咥えてる竹)したり、

 

 

土木作業で鉄道の線路を敷いたり

ATS(自動停止装置)つき
現場監督、休憩中。

 

三歩(さんぽ)というボールを使った鬼ごっこのような遊びをしたり、

この遊びは子どもたちから始まり、輪が広がりました。

午前中に成功できなかった火起こしを、根性で成功させる子もいました。すごく頑張りました!感動的です!

その火でマシュマロを食べる。至福の時。

 

以上で、盛りだくさんの午後の活動でした!

あっという間に1日が終了です!

 

近年のアウトドアブームでテレビやYoutubeでも原始の火起こしをしている場面をよく見かけるようになりました。

画面越しで見ていると、木と木をこすり合わせれば着火するという原理は頭で理解できますが、まだ「知識として知っている」状態です。

木をこすり続ける大変さや、火種ができても着火するかしないかの緊張感や、うまく着火できた時の心の高揚感は実際に経験した者にしかわかりません。

今回、マッチやライターを使わず、火が全く無いところから、摩擦を利用して火を起こすことができました。

すごいことができた!ということが、後からジワジワ効いてくると思います。これが自信につながります。

子どもたちはよくがんばりました。

本日もありがとうございました!

 

 

木こりクラブ

庄司達郎

 

 

 

子供「東京タワーが倒れてる!!」・・・確かに!