本日の木こりクラブは竹の食器作り!
来月の「竹の流しそうめん」で使用するための食器を作ります。
天気もちょうど良い曇り空。暑すぎず、寒すぎず♪
さて、今日も子どもたちが集合です!
朝の集い。1日の流れを確認します。
やることがわかったら、身支度をして、山へ向かいます。
山に登っていきます!
竹の伐倒レクチャーを受けます。
さっそくグループに分かれて作業開始します!
まずは枯れ竹で練習します。
実際に切ってみると、全然うまく切れません!
竹がつるつるしているのため、ノコギリで切れ込みを作るだけでも一苦労。
仲間と交代し、お互いに応援しながら頑張ります。
なんとか受け口と追い口(切り倒すの必要な切れ込みのこと)を切り終えたら、ロープやスリングベルトを使って引き倒します。
みんなで力を合わせて伐倒できました!
あちらこちらで頑張ってます!
食器作りで使う竹も伐倒。
伐倒した竹を山から下ろします。
生きている竹は水分吸って重いので大変です。みんなの力を合わせて頑張る!
下山したら各自、器作りを始めます。
器ができたら、油抜きを行ないます。(竹の糖分や油を抜いてカビにくくする方法)
グツグツ鍋に投入!
程よく区切りをつけて、お昼ごはん。
みんなで揃っていただきます!
午後は食器作りの続きです。
先ほどグツグツ煮込んだ竹の器を回収します。アクが出てますね!
取り出してタオルで拭き取ると、、、ピカピカに!
お箸を作ります。
お箸はナタで竹を割り、小さくしてからナイフで削ります。
竹は繊維質なので、繊維に沿ってナイフを入れれば素直に削れます。
とはいえ、力も必要になってきますので、なかなか苦戦しています。
手が痛くなりながらも、頑張り続けた結果・・・!完成!!!
何事もやることが早かった木こり高学年たちは自由タイムを過ごします。
木をつるつるにしたり。ぶんぶんゴマ作ったり。
こちらでは、流しそうめんの試作機を作りました。
面白そうなことにはみんな寄ってきます笑。
レールが1つだったのが、いつの間にか3つの組み合わせに!
ふりかえり。
最後に1日の楽しかったことを聞き、本日も終了です!
今回の活動ではたくさんの竹の伐倒を練習することができました。
自分の身長よりもずっと大きな竹を切り倒すことは何とも言えない迫力と、やり切った時の達成感があります。
そして、ノコギリで切る、ナタで割る、ナイフで削るといったクラフトでは必須な道具たちを使い、たくさん練習できました。軽くて中が空洞で作業しやすい竹は練習するにはうってつけ。こちらも良い経験になったと思います。
次回の活動では流しそうめん台にするための大きな竹を伐倒します。太さも重さも1.5倍ぐらいのものなのでかなりハードになりますが、今回の練習したことが糧になることでしょう。
また、初めて参加してくれた子や久しぶりに参加してくれた子がいました。
元気いっぱいな彼らの力で、木こりクラブの雰囲気をより明るくしてくれました。
そこで見えてきたのが木こり高学年の頼りになるっぷり!
べったりではないもののちょこっと教えてくれたり、サクサクと作業をこなしています。
そして、木こりクラブの楽しみ方を熟知してる彼らは、自分で楽しいことを作り出せます。
そんな姿が低学年の子から見たらカッコイイ存在になったのではないでしょうか。
今日はとっても頼りになった木こり高学年たち!
頼もしい存在に成長していて嬉しくなりました。
では、今回もありがとうございました!
木こりクラブ
庄司達郎