今回の木こりクラブは「家族で作ろうミニ門松づくり」です。
久々の親子プログラムです。以前はコロナ禍前になるので、本当に久々です。
普段は子どもが主役ですが、今回は大人にたくさん楽しんでもらえたらと思っています。
一応”ミニ門松”の予定ですが、「門松を入れるペール缶を購入しました!」という気合いのメールもいただき、いきなりミニにならない予感が笑。
これは面白い1日になりそうです・・・!
皆さん、集合です!
朝は寒すぎて焚き火の前で朝の集い。
自己紹介や意気込みを話してもらいました♪
準備ができたら竹林へレッツゴー!
家族ごとに分かれて、作業します。
こちらのご家族は子どもたちが伐倒をがんばります。
選木し、伐倒方向を決め、いざ伐倒!真剣勝負です。
家族みんなで運び出し!
噂のペール缶持参のご家族は親子で協力プレイ!
大きな門松を作るつもりのため、太めの竹を選木。伐倒も大変ですが、気合入ってます!
運搬も重いですが、気合で運びます!!
下山できたら、枝払い。
綺麗な門松を作るために、重要な作業です。
笹の葉を使ってスス払い
材料準備が完了したら一旦休憩。早めのお昼ごはんを食べます。
焚き火を囲んでお昼ごはん。外でのごはんは普段より美味しく感じますね!
午後からは門松作り開始です。
まずは竹の斜め切りから!
最初にして最大の見せ場、斜め切り。
そして想像以上に大変な作業。
カッコよく仕上げるために斜め切りの角度もなるべく浅めにします。
集中するし、体力も使うし、時間もかかる。
無言の中に、大人の迫力を感じます。
その後ろで竹を支える子ども。
3本切り終えたら、竹を揃えてテープで仮止めします。
家族で押さえて協力プレイ!
この組み立てで仕上がり具合が決まります。
なので真剣そのもの。
決まったら縄を巻き付けます。
ここも協力プレイ。
いろんなところで協力プレイ。
最後、松やヒノキで飾り付けをします。
そして完成です!!!
すごすぎる仕上がりです!
結局、全然「ミニ」じゃない!笑。
その間、子どもたちはというと・・・?
自分の門松を作ったり
切れ端である尖った竹で穴掘ったり
斜面に刺したり
武器を作ったり
思い思いの楽しみ方をしていました笑。
大人より子どもたちの方が木こりクラブの先輩。
楽しみ方がわかっていましたね。
最後にふりかえりをして、本日も終了しました。
親御さんからの感想として、
「思っていたよりも門松作り大変だった」
「家では見れない子どもの一面が見れた」
「子どもの楽しんでいる空間を自分も体験できて楽しかった」
など、嬉しい声をいただけました。
家族で作れたら良いなという思いでこのタイトルをつけましたが、
門松の作成はレベルも高いし、忍耐力も試されます。
最初は手伝ってたものの、自分の遊びを発明し出す子どもたち。
親が作ってくれるなら甘えちゃうよね笑。
それでも、たまに見に来たり、ちょっと手伝ったり、離れていながらも一緒の空間にいて、この門松が自分の家の門松だと認識している。もうそれだけで十分な気がしました。
これがうちの門松だ!
本当に見栄えのする立派な門松ができました。
門松は年神様をお出迎えするための大事な目印。
この気持ちがこもった門松には間違いなく年神様は降りてくるはずです。
あとは家を掃除し、綺麗にしてお待ちください笑。
では、今回もありがとうございました。
良いお年をお迎えください。
木こりクラブ
庄司達郎