あけましておめでとうございます!

新年1発目の木こりクラブはツリーハウスを作ろう伐倒編!

だいぶ傷んできたツリーハウスの床を張り替えます。

そのための材料を入手するのが、今回の伐倒編です。

私が場を暖めておきましょう(キリッ)

 

今日も元気に集合です!でも日陰は寒い!

ガクガク

 

朝の集い。

1日の流れや、人工林・間伐のことを学びます。

 

ヘルメットや手袋の準備ができたら山へレッツゴー!

暖かい日向から寒そうな日陰の森へ・・・

 

伐倒レクチャーを受け、牽引ロープをセットします。

牽引ロープはアスパラが設置担当

 

木の重心方向と倒す時に他の木に引っかからないかどうかを意識して、伐倒方向を決めます。

 

そして、伐倒作業スタート!

普段は使わない伐倒用の大型ノコギリ。これだけでもテンション上がります。ザクザク切れる。

しかし、長いノコギリは使い方難しく、手元から刃にかけて曲がりやすいです。

刃が曲がって入っていくと途中で挟まってしまいます。だからなるべくまっすぐに引き、ノコギリが曲がらないように意識します。

最初は手元に力が入り過ぎて、曲がっていたノコギリも、だんだん慣れて綺麗なストロークができるようになります。

上手になった!

この斜め切りが時間かかる!みんなで交代して頑張ります。

大人も挑戦!

 

ちょっとでもノコギリが曲がってると、「曲がってる!」とすぐ子どもたちの指摘が入る笑。

残りわずか!

やったー!!受け口完成!みんなの努力の結晶です。

そして追い口を切り進めて完成したら、

ロープを引く位置に子どもたちは移動!

ロープを引くとすぐに傾き始めます。よく切れている証拠です。

せーの!せーの!と掛け声を出し、息を合わせてロープを引きます。

バキバキバキ、バターン!!

 

狙い目も良かったおかげで、きれいに伐倒成功です!

さっそく年輪を数えてみます。

40歳ほど?端っこは年輪が細すぎてよく分かりませんでした。

 

途中、寒すぎて下山した子たちは、焚き火で暖まりながらマシュマロ串を作って過ごしました。

 

そしてお昼ごはん。

それぞれ好きな場所でご飯を食べます。

おしゃべりしたり、おやつを食べたり。楽しい時間です。

 

 

午後は自由な活動です!

ミニどんど焼き。

どんど焼きを組み、正月飾りをセットしていきます。

昨年倒れてしまった木こり神社も一緒にお焚き上げ。

年神様をお送りし、無病息災や良い一年になるようにお祈りします。

書き初めを入れる子もいました。

いろんな願いを込めて。

 

串を作って、マシュマロや白玉を焼いて食べました。

焚き火で焼くのは楽しいですね!

 

ツリーハウスリノベの続き。

やる気のある2人が参戦。

まずはツリーハウスの床の長さを測り、必要な長さを確認します。

170cmか、ふむふむ

その後、1つずつ印をつけて玉切りしていきます。

5本切り終えたら、玉切りした材を半分に割ります。

鉄のクサビをハンマーで打ち込みます。イメージは薪割り。

 

少し割れたら、さらに先にクサビを入れて割ります。

ようやく割れて感動!

 

小さいツリーハウスができて喜ぶ。しかしまだ終わらない・・・。

ハンマーも重め、打ち込みは大変!

ふんふん!!

かなり体力を使います。

そして2人の頑張りにより、ついに完成!!!まさかここまで進むとは思わなかった・・・。

 

寝転がって空を見ながら、木々の葉っぱが綺麗だと語り合う笑。

達成感と心地よい疲れ。

2人が見ていた景色。

 

 

池の氷チャレンジ

暖かい日が続いたため、氷は薄め・・・。果たして大丈夫だろうか?

やってみたくなる性分。命の危険はないならやってみよう!

竹で少し確認したのち・・・

 

おお!

 

おおお!すごい!

 

しかし、実は長靴の中までダメージを受けてました笑。

 

犬のちゃちゃとの散歩。

喜ぶちゃちゃと共に長い旅路へ笑。

 

最後は振り返り!みんなの楽しかったことを聞きました。

そんな中で子どもたちが昼にくれたお菓子を開封。その中身は・・・

ピュレグミではなく石でした。また騙された。

 

 

これにて本日も終了です!

 

 

今回切ったヒノキは山主である利根川さんのお爺さんお婆さんが植えたそうです。

かれこれ40年〜50年ほど経っています。

植えた時は息子や孫のことを思い、このヒノキを売って生計の足しになれば、家の材料になればという想いで植え付けられました。

苗を植えたら勝手に育っていくわけではなく、草刈りを5年〜10年ほど毎年やり、つるがらみを取り、枝を払い、間伐作業をやり、手入れをし続けたことでここまで成長しました。

どこかにアスパラが隠れています・・・

 

今では品質の良い外材が入ってきたことで国産材の価格が下がり、昔のように高く売れなくなってしまいました。そのため利用価値がなく放置され気味なのが最近の人工林です。

世知辛い事情もありますが、子どもたちの体験としての場としては最高です。

先代の想いを受け継ぎ、このヒノキを切らせてもらい、使わせてもらい、楽しませてもらいます。

きっと先代の方々も喜んでいるはずです。

感謝してツリーハウスを作っていきたいと思います。

来月の完成が楽しみですね。

ではありがとうございました!

 

 

 

木こりクラブ

庄司達郎(アスパラ)

 

 

木の上からパシャリ。みんな小さい!