本日の木こりクラブはツリーハウスを作ろう組立編!

前回1月に切った木を使い、床を張り替えます。

現在のツリーハウスの床材はもうボロボロ。

この床材は2019年に切ったものなので5年経過しています。

歴史を感じますね。先代たちが頑張った証。

耐震性に難あり!乾燥で材が縮みました。

 

本日の作業は高難易度!一体完成するだろうか・・・!?

木こり建設(仮)の社員として子どもたちには頑張ってもらいましょう!笑。

 

さあ、今日も元気に集合です!

朝も陽が当たるようになりました。暖かい。

 

朝の集い

解体、組み立てのおおまかなレクチャー。

 

レクチャーを受けたら作業開始準備!

ヘルメット着用!安全第一!

 

解体班と組立班に分かれて作業します。

まずは解体班。

床材にくくりつけられているロープを切断し、床を取り外します。

取り外した床材は焚き火へ。

感謝の念を込めてお焚き上げ。

 

組立班は前回切った床材を山から下ろします。

少し乾燥して軽くなった感じがします。

山の斜面を生かし、ゴロゴロ落とします。

 

解体班に合流し、解体を手伝います。

梁や柱の支え材についているロープや、ボルトを回収します。

 

みんなの力であっという間に、柱だけに!

 

そうしたら組み立て作業を開始します。

栗の枝に養生をして、保護!

木登りもできるし、栗の実も食べたりと、遊ばせてもらっている大事な木です。

 

梁を仮置きし、水平を確かめます。

初めて使う水平器。この水平だしが肝になります。

真剣なまなざし

 

梁を仮止めしたら、お昼ご飯になりました。

 

こちらでは池の氷を割ろうと竹を投げたら、竹が回収できなくなるという珍事が笑。

やばい・・・!

 

お昼ごはん。木こり建設のサラメシ。

 

 

午後もツリーハウス組み立ての続きです。働きます!

 

大きな石探し。

土台の下に敷き、柱の横に添える支え材が沈まないようにします。

 

土を掘り、地固めします。

 

柱と梁・支え材をドリルで貫通させ、ボルトを入れて固定します。

ドリルが長い!

 

ラチェットレンチやモンキーレンチなどを使い、ボルトを締め上げます。

 

土台部分が完成したら、新品の床材を乗せます。ピカピカで気持ちいい!

床材と言っても未製材の木なので、曲がりなどの癖があります。

入れ替え、収まりが良いところを探します。

 

収まりが決まったら、もう完成間近!

インパクトドライバーを使い、ビスで床材を止めます。

どんどんできていく!

そして完成!!

 

自由な活動をした子たちは、

散歩をしたり、

池の竹回収、

瓦のような石発見?

 

あとはちゃちゃの散歩と猫カフェなどさまざまな楽しみ方をしました。

 

こうして本日も終了です!

最後のふりかえりタイム

 

 

 

子どもたちの力だけでツリーハウスは完成!

・・・と言いたいところなのですが、ツリーハウス組み立てはやはり難易度が高いものでした。

特に土台部分が現場合わせで複雑なものであり、高さがある分身長も必要になるため、だいぶ大人の力を借りました。(ツリーハウス作りの難題が今回も出てしまいました。)

そんな中でもずっと根気強く作り続ける子もいれば、たまにやってきて作業したり、様子を見たり、応援する子もいて、いろんな関わり方がありました。

現場監督にも見守られ笑。

普段使わない工具の楽しさ、ツリーハウスができていく様、今まで乗って遊んでいただけのものがこうして作れるんだとなんとなく理解した子もいるのではないかと思います。

このツリーハウスは今後、5年間ぐらいは形に残り、たくさんの子どもたちに愛されるものになります。

1月に自分たちが切った木が材になり、2月に自分たちでツリーハウスを組み立てたという実績。

今回の頑張りの証がこの完成されたツリーハウスにはあります。

Before

 

After

 

無事にツリーハウスは継承されたんだなと思います。

では、今回もありがとうございました!

 

 

 

木こりクラブ

庄司達郎

 

 

 

 

木こり建設の会長。現地視察にいらっしゃる。