本日の木こりクラブは「秋の森であそぼう!」

年に1回のフリープログラムです。

子どもたちのやりたいことを1日かけて実行します。

毎年違うストーリーが生まれる面白い企画です。一体どんなことが起こるでしょうか!

さて、今日も元気に集合です!

 

朝の集い

やりたいことを話し合います。

明確にやりたいことがある子もいれば、やることが見つからない子もいました。やっていくうちに何か出てくるはず、ということでスタートします。

 

①ハシゴを直すチーム

先月、ツリーハウスのハシゴが壊れてしまいました。

材料集める前にまず現状を確認。

なぜ折れてしまったのか、考えてみます。

 

寸法を把握したら、山へ材料を集めに!・・・しかし、道中に大量のケヤキの枝が!

これでいいじゃんという子(省エネ派)と、思い出を作りに切りに行こうという子(思い出派)で意見が分かれました。

結局、二手に分かれることに。

思い出派は良いサイズのものをカット!

 

省エネ派は壊れたハシゴを解体し、良いサイズのケヤキの枝を探します。

そして、みんなで新しいハシゴを作ります。

横木の位置を確認。実際に当てて、しるしをつけます。協力プレイ。

「横木押さえているの疲れるから早くしるしして!」「ペンの色が出なくて書けないんだよ〜!」というコントも笑。

ここからは難しいロープワーク!

教えてもらってチャレンジしてみます!

2段分完成!試し乗りしてみます。

すごくしっかりしている!

縦棒と横棒とロープで組み合わせるためには、1つ1つしっかりと締め上げなければならず、相当な力を必要とします。

締め上げは大変そうでしたが、午前も午後も粘り強く頑張ったことで、

素晴らしいハシゴが完成しました。未だかつてない素晴らしい仕上がりに♪

 

大人が乗っても

子どもが乗っても

大丈夫!

作者のサイン入り(現場で探してみてね)

 

②アスパラ辞任ストライキ〜商店誕生へ

アスパラを木こりクラブの代表から辞任させるためのストライキが行われました。

ストライキなので悪ぶってる笑。

さすがストライキ!厳しい!と思いきや、

優しいメッセージもありました。

誕生日おめでとう笑。

その後、商店が開かれます。

1縄で商品(葉っぱ)と交換できます。まさに通貨です。

(縄=縄ないと呼ばれる稲を編んで縄にする昔ながらの手法で作成。新潟仕込み。)

縄通貨が足りないので、銀行に発行してもらいます。銀行員大忙し。

早く発行してよとせがまれます笑。

 

商店も売れそうな商品を集めます。お花、かわいい。

お花は5縄。しかし高かったので後ほど3縄に値下げしてました笑。ついでに 草鞋(お札)は10縄分の価値があります。

お金を手に入れた人から順番に商店へ訪れます。

 

③焚き火

薪割りやりたい!焼き芋したい!という子たちが集結。みんなで焚き火をします。

まずは薪割りから!

火付もしました。

マッチと自然のものだけで火をつけます

マシュマロ串は自作!ナイフで削りました。

焼きマシュマロを楽しみました。

 

焼き芋はだいぶ焦げてしまいました笑。

なんとか食べられるところをさがす

 

④何か作る。

何かを作りたい!という気持ちからスタート!

まずは、真竹を切りに行きます。

常連の子は竹を切り倒すのもお手のもの

竹を組み合わせて、竹の葉を引っ掛けて、ハサミで整えると…

入念に整える

小屋が完成しました♪

こちらでは竹の滑り台を作りたいという発想から、

ぶら下がり健康器が完成しました笑。

 

その他にもたくさん!

*けんじひっつき作戦

センダングサの花を投げて、相手にくっつけます。秋の恒例行事。

ひっつき虫最終決戦。投げるものがなくなり、草をちぎって投げるという荒技に笑。

 

*木こりゴルフ

クラブを自作して、ボールを打ちます。2年前に行われた伝説の企画の再来です。

ちゃちゃにどれだけ近づけるか?笑。

*ねこカフェ

*ちゃちゃ散歩

*木登り

絵になる男である。

*きいちごを食べに行く

「きいちご食べられなかった人は人生損してる」という名言が生まれる。

 

などなど、いろいろな活動をし、本日も終了です!

 

 

子どもたちのやりたいと思う気持ちが原動力となり、粘り強さと本気度を上げます。

大変でも頑張って仕上げた達成感。

夢中になって仕上げた達成感。

いろいろな形の達成感を味わっていたように感じます。

 

また、ちょっとした遊びが、他の遊びと混ざり合い、思いもよらないところに派生したりしつつ、新しい遊びに発展していきます。

まさか通貨が出来上がるなんて誰も想像していませんでした。

数人の子どもたちだけでとどまらず、いろんな子が縄通貨で買い物したりと、みんなを巻き込み、面白いムーブメントが起こっていました。

 

こういう奇跡があるから、フリープログラムはやめられません。

今回も面白く、盛りだくさんな活動になりました!

ありがとうございました!

 

 

木こりクラブ

庄司達郎

 

 

 

 

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